久保田酒造

福井県坂井市丸岡町山久保27-45

久保田酒造について

わたしたち久保田酒造は福井県の小さな町で
約260年余り酒造りに携わってきました。
はじまりは宝暦3年。
「失われた室町時代 伝説の酒『越前豊原の酒』をふたたび」
当時の越前丸岡藩主から久保田家に下された命でした。

久保田酒造にしかない味をつくるこだわりは三つ。
一つ目は、この地から湧き出ている地下水。
二つ目は、地下水と似た水質の水田で自社栽培した酒米。
三つ目は、高品質で安定した麹造り。
日本酒の味を決めるのは、麹6割、米1割、水1割、造り手の技術2割。

わたしたちはそのどれにも深く語れる経験と自信を持っています。
酒造りは、この地とともに喜び悲しんで成長してきた家業。
酒蔵がある丸岡町は小さいながらも人々が助け合う住みやすい町です。
この場所の住みやすさを保ち続けるためにも、わたしたちは稲を植え、水を汲んで、日々この場所でしかできない日本酒をつくり続けています。

地元で育ったものでお酒をつくる。
それこそが本当の地酒だと信じ、
私たちは今日も日本酒をつくっています。

▼酒蔵プロフィール:

宝暦三年(1753年)、越前丸岡藩主・有馬孝純の命により久保田喜兵衛が創業。
1955年8月6日、9代目蔵元・久保田半右エ門により久保田酒造合資会社が設立。
1974年、10代目蔵元・久保田祐喜夫が久保田式製麴麹機を開発に成功。
2004年、自社栽培による山田錦を使った酒造りに変更。

▼蔵元プロフィール

1961年2月10日、誕生
1984年3月、広島大学工学部第三類を卒業
1984年4月、栃木県の株式会社 島﨑酒造に入社
1987年3月、株式会社 島﨑酒造を退社
1987年4月、久保田酒造合資会社に入社
2003年6月、久保田酒造合資会社の代表社員、11代目蔵元に就任