瀬戸酒造店とは
瀬戸酒造店は、慶応元年(1865 年)創業。神奈川県開成町の酒蔵です。1980 年に自家醸造を中断していましたが、2018 年から醸造を再開しました。
私たちを再始動へと突き動かしたのは、開成町の美しい田園風景です。四季折々の表情を見せてくれる田んぼ、水路のせせらぎ、茅葺き屋根の古民家…。人の心をほぐすこの風景から生まれる酒は、どんな味だろう。そんな想いから、酒蔵再建ののろしは上がりました
開成町の美しい自然や豊かな資源を活かし、伝統文化である醸造技術を駆使した日本酒で、飲んだ人を楽しく幸せにしたい。
日本酒の美味しさ、楽しみ方、豊かさを、たくさんの人に広げたい。その想いを形にするために、瀬戸酒造店の酒造りは4 つのことにこだわります。
・全量小仕込みで丁寧な造り
丹沢山水系の深層地下水を仕込み水に使用
・和釜の蒸気理論の甑による蒸米技術
・箱麹法による丁寧な製麹
日本酒と、その醸造に欠かせない発酵は、地域の気候風土と密接に結びついた豊かな食文化の象徴です。
私たちは、開成町ならではの日本酒と発酵の魅力を探求し、提案・発信することで、開成町の地域のチカラを高めるお手伝いをしたいと考えています。
●蔵元プロフィール
森 隆信
1971年生まれの51歳。
橋梁設計の技術者であったが、開成町の地方創生の事業として、38年間自家醸造を休止していた瀬戸酒造店の再生事業を自ら起案し、社内ベンチャー的なスキームで、2017年に瀬戸酒造店の代表取締役に就任し、自家醸造を再始動させた。
▼メッセージ
日本酒の新たな可能性を拓くべく、挑戦を続けている。世界の名店の料理とセトイチシリーズ、あしがり郷のマリアージュに無限の可能性を感じている。