岩瀬酒造

千葉県夷隅郡御宿町久保1916

お酒造りのこだわり(山廃と熟成古酒)


蔵から10分程で「月の沙漠」と命名された御宿海岸が拡がっています。
蔵の仕込み水は、海岸に近いため地下水が貝殻層を通り、「水質硬度240」と日本国内でも硬度が高い水。
カルシウムやマグネシウムが多いと養分が多く発酵が旺盛します。

硬度の高い水を使用し「山廃酛」で仕込みをすると、旨味のある濃醇で酸のしっかりしたお酒になります。
岩の井の酒質の特徴である、米の旨味を引き出すために「山廃仕込み」にこだわり、現在、全体仕込み量の三分の二以上を「山廃仕込み」で醸しています。

大吟醸を除けば原料米のほとんどを千葉県産にこだわっています。

硬度240度越え、超硬水仕込みのタフな一杯!?
硬水仕込の『岩の井』では、柔らかく華やかな酒はできません。
万人受けする酒もできません。


だからこそ、この土地ならでは味わいが際立つ、唯一無二の個性派のお酒をお試しいただけますと嬉しいです。

代表銘柄

  • 岩の井 i240 五百万石

    しっかりした酸味とかすかに舌先に感じるラムネの様な発泡感。
    五百万石というと端麗辛口のお酒の印象があるが、このお酒は淡麗辛口である共に、口の中に広がる強い旨みを兼ね備えており、すっきりしながらボリュームのある味わいとなっております。

  • 岩の井 i240 五百万石

    生酒でありながら「2024燗酒コンテスト」で金賞を受賞。
    温度が上がると、強い旨みとまろやかでクリーミーな味わいとなります。
    魚介と合うのはもちろん、味噌やクリーム系の料理など濃い料理、またトマトなどの酸味の効いた料理にも合います。

  • 岩の井 i240 雄町

    ほどよい香りと穏やかな酸味と雄町ならではの骨格の確りした滑らかで力強い味わい。
    カラメルの様な甘苦い甘みが舌に纏わり付くように滑らかに口の中に広がる。