岩村醸造
岐阜県恵那市岩村町342
当時岩村城お抱えの運送業、旅館業をしていた本家がお米も扱っていた本家から分家をして酒造業を始めたのが 1787 年、今の岩村醸造が誕生しました。江戸時代は大徳屋酒店、明治には渡會酒造店、大正 10 年に法人化をし現在の岩村醸造株式会社となり、今年で 238 年目(104 期)を迎えます。
お酒造りのフィロソフィーは「玲瓏馥郁」。れいろうとは美しく輝く、ふくいくとは辺り一面良い香りで包まれる、といった意味。そのような透き通るような印象のお酒を造ることを心掛けています。
そこにはテロワールという思想も必要な要素となります。地元で育った酒米、そしてその酒米を育てる清らかな水。その大地を潤すのと同じ水質の井戸水でお酒を仕込むという、穀物と水の相性をとても大切に考えた酒造りをしています。その味わいは、伝統を重んじた派手すぎずエレガントに。
そしてこの岩村という地名と社名が同じであることを誇りに、その思いと高品質な日本酒を造り続けています。
